今月末に迫った、定期演奏会。また宣伝させて下さい。(あと2~3回同じ事書くかもしれません。)
【立命館大学交響楽団第99回定期演奏会】
日時:5月31日(土)
18時開場・19時開演
会場:京都コンサートホール大ホール(地下鉄烏丸線を使うと便利でしょう)
指揮:大河内雅彦(客演)
佐藤功(学生)
曲目:歌劇《フィデリオ》序曲(ベートーヴェン)
交響曲第104番ニ長調《ロンドン》(ハイドン)
交響曲ニ短調(フランク)
このプログラムは、サヴァイヴ含めた選曲委員で決定しました。
チケット欲しい方は、メッセージやメールでどうぞ♪
今日、大学近くのクラシック喫茶にチケットとビラを渡しに行きます♪情宣せねば!
というわけで、あと3週間をきった演奏会。先週土曜日からはアンコールの練習も始まりました。
さすがにアンコールの曲目までは言えませんが、いやあ、楽しいなあ! 完全初見だったのでボロボロだったけど、有名な曲だし大編成なのでテンションあがりまくりました。アレグロに入ってからの「あのレア打楽器」の音に不意打ちをくらい、「おおーーっ!」とつい演奏中に振り向いてしまったり^^;
やっぱ大編成っていいですねー。後ろからいろんな管楽器や打楽器が聞こえてくるのが嬉しいです。
ドコドコカンカンポクポクバッシャンゴワーンシャンシャンピシーンチーン …って(笑) そんなお祭り騒ぎ的なクラシックが大好きです。
今回の選曲はなかなか面白いプログラムになったと思いますが、打楽器がティンパニのみというところまでは気づかなかったなあ。
まあ、いいけど。
今日のオススメクラシックはホヴァネスにしようとしたのですが、データがどこかに行ってしまったので、久々のペッテションです!!!
ペッテションは今まで交響曲を紹介してきましたが、今回はヴァイオリン協奏曲第2番を。交響曲13番と14番の間に書かれた曲で、55分を超える超大曲ですが、交響曲と同じく単一楽章。今回はそこから前半部分と後半部分の一部を取り上げますね。
今まで幾度となく紹介してきたのでいまさらとは思いますが…
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=yomimono/yomimono34
こちらのページで、ペッテションという人物のおさらひ。
ペッテション音楽の特徴は言うまでもなく苦悩、苦痛、絶望、焦燥…などといった心を蝕むほどの究極的な暗黒さ。それはペッテション自身が、とあるインタビューで「私は作曲家ではない。一個の叫ぶ声である」と語っているように、ペッテションの「祝福され、呪われた人生」そのものを表現しています。
しかし、希望の光なのか、救いの手を求めていたのか、どこかに調和的なメロディーが少しだけ刻まれているのもまた特徴です。あの恐ろしい交響曲9番だって、安堵のハーモニーで幕を閉じます。(といっても70分の中のラスト5秒だけですがw)
これがまた、泣けるほどに美しいんですよ。。。
この協奏曲は、それが特に顕著に現れています。
(前半)
http://mouvement-deuxieme.cocolog-nifty.com/blog/files/scriabin15.wma
http://mouvement-deuxieme.cocolog-nifty.com/blog/files/scriabin21.wma
(後半)
http://mouvement-deuxieme.cocolog-nifty.com/blog/files/scriabin22.wma
http://mouvement-deuxieme.cocolog-nifty.com/blog/files/scriabin23.wma
トーマス・ダウスゴー/スウェーデン放送交響楽団
ソロ イザベル・ファン・クーレン
前半はいつものペッテション節炸裂なのですが、曲が進むにつれて、幽玄的な暖かさに包まれていきます。そして美しいアダージョの中、ついに静かにバイオリンが息絶えて終わる………なんとも感動的。とても拍手できるエンディングではないですがw
どっか関西のオケでペッテションの交響曲を演奏しないかなー。 …………しないだろうね。
でも1984年に、東京で渡辺暁雄が日フィルの定期で7番をやっちゃったそうです。
それで、耐えられないでホールから逃げ出すお客さん続出www
さすが、ペッテションは恐ろしひ。
ボックスに全部CDを置いていますが、布教活動の甲斐あってか、最近たまーにサークルでも聴いたり借りたりしてくれる後輩がいます。
本当に「たまーに」ですけどね^^;
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