行き帰りはもちろん京阪電車で。JRは嫌いです。
ニュースではゴールデンウィークがどうしたとか9連休だとか何とか言ってますが、立命生はただの「普段よりちょっとだけ長めの休日」でした。
前回の日記では「明日宇治に行く」なんて書きましたが、その日、駅に着いたところで眼鏡とデジカメを持ってくるのを忘れたため、行くのは諦めました。でもまあ、次の日行きましたよ。
そういや、宇治にはもう何回行ったんだろ…分からなくなってきました。嵐山に行った回数よりは少ないですが、鞍馬・貴船や高雄に行った回数よりは多いはずです。
宇治といえば、源氏物語。これ常識です…よね? 源氏物語は54巻で成っていますが、ラスト10巻は宇治が舞台となっており、いろんなところに史跡とかユカリのある神社とかが建っています。
今年は源氏物語千年紀にあたる年ですし、いつも以上に史跡に注意しながらブラブラと歩いてみました。
まずは平等院へ。
平等院の手前は、「日本の香り100選」にも指定されている、宇治茶の香りが漂う参道になっています。
樹齢200年の藤。これを最大の目的で行ったんですよ。
ただし今年はあんまり綺麗でなかったので、上の写真は去年のです^^;
どうして京都市から離れたこの地が栄えているかというと、このへんは太古から奈良と京都を繋げる唯一の道だったそうです。というのも宇治川は暴れ川で、ちょっと雨が降るとすぐに橋が流される。だけどこの地域は上流でも下流でもなく一番川が安定するところだったために、この宇治地方は昔から人の往来が激しかったのだとか。
橋を渡り、源氏物語ミュージアムや宇治上神社に続くさわらびのみちへ。このへんは特に古墳とか史跡とか歌碑とかが並んでいます。
世界遺産、宇治上神社。おそらく世界で一番地味な世界遺産だと思います。
日本で最古の神社建築なのだそうな。 人でごった返しているより、こういうコジンマリした隠れた名所のほうが好きです。
ちなみに、ここは「桐原の井」という井戸水が現在でも湧き出ています。
他にもいろいろ書きたいですが、長くなるので、今日はこの辺で…。
自分は源氏物語とか日本神話とか、世界モノでは北欧神話とか聖書とか、そういう歴史を感じさせる古代モノが好きなので(京都に来て好きになった)、史跡めぐりの絶好の場所といえます。京都観光に来る人は、是非宇治にもお越しを♪
…あ、別に宇治の回し者とかじゃないですよ^^;
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