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2008年4月14日 (月曜日)

クラシックでヒットチャートを駆け上がる…日本でもそんな時代が来たらいいのに。

今日のオススメクラシックはネクラ音楽を一つ。
ポーランドの作曲家、グレツキの交響曲第3番「悲しみの歌の交響曲」の第一楽章です。かつてイギリスでベストセラーになった事があり、多分日本でも「グレツキ3番?誰!?」といったマイナー曲ではないのかもしれません。

http://le-mouvement-premier.cocolog-nifty.com/blog/files/ha1.wma
アントニ・ヴィト/ポーランド国立放送カトヴィツエ交響楽団




弦楽により、悲しみに暮れた歌をずーっと歌い続けるだけなのですが、

  名  曲  で  す  。  美  し  す  ぎ  ま  す  。

ソプラノソロが出てきた所は、リストのダンテ交響曲にもちょっと似ています。徹頭徹尾暗いのになぜだか心の底から癒される、そんな不思議な音楽、ぜひ聴いてみて下さい。

ちなみにこれは3楽章制の交響曲ですが、テンポはそれぞれ、

1楽章 Lento
2楽章 Lento
3楽章 Lento

なんじゃそりゃー! 最初から最後までフランク一楽章の冒頭みたいな重~い感じ、演奏会だと誰か寝そうです。 おまけに1楽章だけで27分ですが、最後まで聴いてみて下さい。

しかし本当にネクラな曲好きだなー自分。

では★

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