物理的に「時計台の針につぶされる」ってありえないよね?
ちょっと今、クレしんの映画にハマっていましてね。というのもちょっと前にTSUTAYAでまだ見ていなかった最新の「踊れ!アミーゴ」を見ていると、ふと昔のを懐かしく感じまして。歴代のクレしんの映画はほとんど映画館でチェック、映画館に行かなかったものはビデオ等で見ていましたが、今回一気にDVD借りて見直してみました。ハイグレとか雲黒斎とかの昔の作品を最後に見たのは何年も前なので、今見てみるとかなり印象変わりますね。当時の印象なんてほとんど覚えていませんが。 ちょっとランキングにしてみようと思います。 丸の中の数字は何作目かを表しています。
1位 ⑨嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
現在でもこの作品のテーマが「家族愛」だと思っている人は評論家でも結構いるようですね。この作品のテーマは「過去と未来」であって、家族愛というのは「過去と未来」→「大人と子供」→「家族」、と間接的に生まれたもの。そこを誤解したら、某翻訳家兼評論家0氏のような「独裁者は過去に耽溺してもいい」というようなアホみたいなコメントが出てくるわけで。
2位 ④ヘンダーランドの大冒険
ラストの追いかけっこや ぶりぶりざえもんなど、一番「クレしんらしかった」映画でした。舞台は「遊園地ヘンダーランド」と「春日部」というファンタジーと現実の世界が交互に使われていますが、その切り替えがうまい。また今まで出てきた映画の悪党のなかでは、マカオとジョマ、コイツラが一番好きですね。あの気持ち悪さと馬鹿馬鹿しさが。BGMも名作揃いだったし、この映画は大好きです。
3位 ②ブリブリ王国の秘宝
2作目にしてはかなりの出来。古代遺跡やジャングルといったアドベンチャー要素が強く、また誘拐や奈落落ちなどのシーンがあるのに全体的にほのぼのとしています。あと最初の2作は単純にしんのすけが可愛かったということでもポイント高く、3位に押し上げた理由にもなるかな。そしてやっぱオカマ2人が。基本的に映画にオカマが出てきたら面白くなるんですよね。いつ頃から出なくなったんだろ。
.
ひとつ注意。映画の中で特に有名だからといって、オトナや戦国など それらの名作から最初に見始めるのはオススメしません。 どうしてもこれを基準にしてしまいますからね。これをここでは「カリスト効果」と呼ぶことにしましょうか。やっぱり1作目から順番に見るのが一番いいです。 なお、このカリスト効果という言葉、広めるか否かは皆さんにお任せします。
5位まで書こうとしたんですが、金のかかった記事なので2回に分けて6位までつけることにします。あとワーストも。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
全部って、かなりの数ですよ。
あっぱれ戦国が入っていないのが驚きです。ワーストがたのしみです。
投稿: ミラージュ | 2007年1月30日 (火曜日) 午後 05時48分
今年で15作目ですね。一週間かけて何とか全部見られました。
戦国には自分もびっくりです。多分2位だろうと思っていたんですが、改めて昔のを見るといい作品が続々出てきて、いつの間にか4以下になっていました。
時期によってギャグのセンスが微妙に違うところに古い歴史を感じます。
投稿: サヴァイヴ | 2007年1月31日 (水曜日) 午後 03時34分