後葉の時期にもっとあちこち行ったらよかったのにな。
宇治編最終回。平等院を出て宇治川沿いに歩き、宇治橋を渡って向こう岸の宇治上神社へ向かいます。
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紫式部像。源氏物語は54巻まであるのですが、ラスト10巻は宇治が舞台で歴史保存地区にも指定されています。いいなー、自分の町も何か所縁があったらよかったのに。金閣の門前町と衣笠山だけでは無理か。
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宇治橋の上から南側を眺めます。水量は鴨川よりかなりはるかに多いです。
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世界遺産、宇治上神社。前にも書いたけど世界遺産になった理由としては、本殿の中の3つのお社が現存する最古の神社建築であること、また拝殿が平安時代の住宅様式が取り入れられた、一度も破損していない建物だからです。ちょっと前までは創建時代は測定不能でしたが、最近の調査だと鎌倉時代頃だったのだとか。
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桐原の井。宇治七名水のひとつですが、今も湧き出しているのはここだけです。持ち帰り自由というのは意外。しかも丁寧に勺まで吊り下げられてて…。 このへんはバス停がなく、さわらびの道を歩かないとこれないので訪れる人もあまり多くはいません。静かなところです。
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さわらびの道。12月の上旬だったというのになかなかの紅葉です。宇治十帖の古跡巡を横にしながら抜けると、源氏物語ミュージアムにたどり着きます。
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光源氏が使っていた牛舎の模型なんだってさ。 それはいいんですが、人形の顔が狐顔で無駄に怖かったです。 とりあえず宇治はここで一区切り。 近いうちに東山地区をまとめて載せる予定です、もちろん忘れたころに。とことん遅らせるのはこのブログの特徴とともに、自分の性格でもあります…。
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コメント
きのう黄楊が、平安に調査するつもりだった。
投稿: BlogPetの黄楊 | 2007年1月26日 (金曜日) 午後 05時17分
黄楊のコメントは深いものを感じることが多いです。タイムトラベルにも挑戦しようとするすばらしいやつです。
最近は放射線の検査で詳しい年代も調べられるようになりました。科学が軍事利用されるのは残念な限りですが、こういう面での利用は大歓迎です。
投稿: ミラージュ | 2007年1月29日 (月曜日) 午後 08時09分
産業技術も、使う人間次第ですよね。世を平安な方向に持っていく為の技術は進歩してほしい、そしてぜひともタイムトラベルも出来るようになってほしいものです。
投稿: サヴァイヴ | 2007年1月31日 (水曜日) 午後 03時38分