靖国神社は参拝問題のことしか無いと思われがちですが、行ったことないから分かんねぇ…。
昨日は終戦記念日ですが、ここ数年はそのことは何だか二の次になってしまった感が否めませんねぇ…。というのも、最近はあの問題が結構騒がれているから…そう、小泉総理の靖国参拝問題です。今年も朝早くから参られたそうで。
しかしかなりの人も感じているかとは思いますが、随分と総理も強情ではないでしょうか。もちろんマニフェストを最後まで貫き通すのは悪いはずは無いですが、やっぱり時が進むにつれて少なからず諸事情は変わるもの。最後まで参るこの行為については、圧倒的に悪い面の方が浮き彫りにされましてね。もちろんこれは日本国内だけにとどまることじゃないから そうなるのは必然でしょうが。
そして気になるのが中国等の反応。去年ほどの騒動ではないにしても、案の定バッシングが浴びせられていましたね。しかしここで考えてしまうのが、「もし参拝しなかったらどんな反応を見せていたのか」。もし参拝しなかったことで日中関係が直る、少なくとも悪化しないのであれば、自分も思いっきり参拝問題には反対します。でも実際にそうなるでしょうかね。自分の考える限りでは、悪い言い方ではさらにどこか揚げ足をとられるのではないでしょうか。ただ参拝を中止しただけで収まる問題ではないかと。
しかしここまで騒動が大きくなったのも、ある程度メディアの報道にも問題があったと思います。国内の問題ではないのである程度大きくなるのは仕方が無いですが、これだけ大々的に煽りすぎては騒動がおきるのは簡単に予想できるはず。実際今年もデモが起きたらしいですし。もう少し国民を興奮させない報道の仕方もあったのではないかと思います。
…いろいろ言ってももう参拝したのは事実だから、これから日本側がすべきことは小泉総理が参拝する意図の正しい主張。あわよくばそれが通じて問題が収束していけばいいのですが、仮に関係が回復しても中国側の主張を通す形では大変。どう畳むかがこれからの日本の課題でしょう。
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コメント
私は首相の参拝には賛成です。首相が個人として参拝するとしたらそれは自由でしょうし、首相として参拝するとしても国民の意見は、戦争反対が多数の意見を占めているのですから、国の意思として認められてもいいと思います。
今回も反応を見せた中国・韓国は完全に内政干渉ですからね。なにかと文句をつけてくる国ですから、参拝はあまり問題ではないように感じてきました。
そしてメディア。今回の問題はすべてここにあると思います。中国・韓国の若者は日本に友好的な人が多いのに対して、日本の若者はそれが逆だそうです。これは報道による影響が大きいでしょう。
時期総理の行動に注目です。
投稿: ミラージュ | 2006年8月16日 (水曜日) 午前 11時34分
もともとこんな思想的な問題はとり方によってはいくらでも解釈の仕方が見られますから、他人がどうこう言うことではないんですよね、他国ならなおさら。小泉総理本人が参拝動機として言っている事をなぜ無理やりねじ曲げるのか、不思議でなりません。
総理交代により、少しでもこの問題が薄れたらいいのですが…。
投稿: サヴァイヴ | 2006年8月17日 (木曜日) 午後 11時53分